不動産投資を行っている人、あるいはこれから不動産投資を始めようとしている人は、「ランドネット」という会社を見聞きしたことがあるかもしれません。
ランドネットは、ワンルーム投資用物件を中心に販売している不動産投資会社です。
こんな悩みをスッキリ解消!
- ランドネットには、どのようなサービスがあるの?
- ランドネットで扱っている投資物件って、どんな感じなの?
- ランドネットは、どのような人にオススメなの?
そこでこの記事では、「ランドネット」にフォーカスしてお伝えします。
この記事を読むことであなたは、ランドネットがどのような会社であるかということや、サービスの特徴、ランドネットを利用するのにオススメの人について知ることができます。
ランドネットとは
ランドネットは、平成11年9月に設立された比較的新しい会社です。
東京都豊島区南池袋に本社があります。
不動産投資事業、投資用中古マンションの売買、賃貸管理、リフォームなどを行っている不動産会社です。
経営理念として、「全従業員の心物両面の幸福を追求すると同時に、人類・社会の進歩発展に貢献する。」を掲げています。
これは京セラの経営理念と同じですね。京セラの創業者である稲盛会長の有名な言葉。
有名な言葉なので「パクリ?」ではないのでしょうが、恐らくランドネットの現社長が稲森会長を尊敬しており、そのまま使っているのだと思います。
社長が稲森会長から色々なヒントを学び、ファンということであれば、きっと良い会社なのでしょう。
以上、ここまでランドネットについて見てきました。
では、ランドネットはどのような事業を展開している会社なのでしょうか。
ランドネットは5つの事業を展開している
ランドネットの事業
ランドネットは主に以下の事業を手掛けています。
- 不動産仲介業
- リフォーム業
- 賃貸管理業
- 不動産投資セミナー
- クラウドファンディング事業
仲介は、基本的に投資用ワンルームマンションの仲介を行っています。
一部に自宅用の住まいの仲介も手掛けています。
また、リフォームと賃貸管理も行っており、投資物件の仲介と非常に相性が良いビジネスを行っています。
顧客に仲介して売却したマンションをリフォームし、さらに賃貸仲介を行えば、1つの取引で2度も3度も収益が稼げるというビジネスモデルとなっています。
もし投資用マンションの売却を考えているなら「 RE-Guide 」がオススメです。
リガイドは、不動産一括査定と呼ばれるサービスの一種。
一括査定とはインターネット上であなたが売りたいと思っている不動産情報・個人情報を入力すると、複数の不動産会社が自動的に見つかり一度に査定依頼できるサービス
一括査定サービスの仕組み
複数の不動産会社から査定額を提示してもらうことができ、だいたいの相場観を掴むことができます。一括査定の流れとしては下記の通り。
高く売るための鉄則は、「投資用マンションに強い会社を見つけること」「複数社に競ってもらうこと」です。
リガイドを使うだけでその2つが自動的に叶います。
投資用マンションの売却については下記記事でさらに詳しく解説しています
投資用マンションや一棟マンションの売却方法・売り時を知る!最も高く売るコツとは
国内の不動産市況が高騰を続けている中、投資用マンションについても今が売り時です。 特に東京オリンピック前というのもあり、 …
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さらにランドネットの特徴的なのが不動産投資セミナーも事業として行っているという点です。
セミナーは無料ですが、セミナーを行うことで将来の自社の顧客を育成しています。
無料セミナーを入口とし、仲介で投資物件を買ってもらい、リフォームと賃貸仲介を取るという一連の流れが確立されています。
ビジネスモデルの中に顧客を育成するという観点が入っていることから、非常に良い仕組みが構築されているものと思われます。
ランドネットは、セミナー、不動産仲介、リフォーム、賃貸管理という流れを一気通貫で事業展開している会社です。
以上、ここまでランドネットの事業概要について見てきました。
では、ランドネットではどのような投資物件が扱われているのでしょうか。
3.ランドネットの投資物件の3つの特徴
ランドネットの投資物件の特徴は、以下の3つです。
- 価格帯が安い
- ワンルームが多い
- 流通物件である
特徴1.価格帯が安い
1つ目の特徴として、ランドネットの物件は価格帯が安いということです。
ほとんど物件が2,000万円以下であり、23区内の物件でも中心価格帯が1,000万円前後となっています。
ダイレクト検索機能もあり、「0~100万円」という分類でも物件を検索することができます。
「0~100万円」で検索すると、ファミリータイプの投資用マンションで、「和歌山県西牟婁郡白浜町」の物件で88万円というような投資物件も登場してきます。
表面利回りも60%となっており、もはや意味不明です。
一方で、東京23区内のワンルームマンションで検索すると、500万円から3,500万円くらいの物件が検索されます。
物件としては1,000万円を下回るものも多いです。
都内のワンルームマンションというと、2,000万円が標準的な相場ですので、1,000万円未満で購入できる物件はかなり安いといえます。
例えば、都内の物件では、「東京都杉並区上荻」に595万円の物件があります。
JR中央本線「西荻窪」駅から徒歩13分の物件ですので、立地的には全然悪くはありません。
築年数は、1970年となっていますので、旧耐震基準の建物になります。
耐震基準は、
- 昭和56年(1981年)5月31日以前に建築確認申請を通した建物は旧耐震基準
- 昭和56年(1981年)6月1日以降に建築確認申請を通した建物は新耐震基準
です。
旧耐震基準でも、東日本大震災などは乗り切っていますので、割り切って購入するというのも考え方の一つです。
当該物件の表面利回りは12%を超えています。
郊外にある築30年くらいの一棟モノのアパートの表面利回りは10%くらいですので、それよりも高い利回りになっています。
特徴2.ワンルームが多い
投資物件の種類としては、ワンルームが多いのが特徴です。
ランドネットでは、「ワンルーム」「ファミリータイプ」「一棟マンション」「一棟ビル」「土地・店舗」のジャンルの物件を扱っています。
そのうち、7割くらいの物件がワンルームです。
元々、ワンルームは価格が安いため、それも伴ってランドネットの扱っている物件の価格は総じて安くなっています。
会社としても中古のワンルーム投資のセミナーなどを主体としており、激安中古ワンルームマンションが多いのがランドネットの特徴となります。
特徴3.流通物件である
ランドネットの扱っている物件は、ほとんどが市場で流通している流通物件です。
仲介物件がほとんどですが、たまに買取転売を行っている物件もあり、ランドネット自身が売主となっている物件もあります。
流通物件の中でも、築年数が古く、立地条件の悪い物件も含まれているので、不動産投資の初心者には難しい物件が多いという心象があります。
ランドネットは、リスクが高くて価格の安い物件を多く扱っていますので、物件を購入する際は、投資家として目利きを養った上で検討することが必要です。
不動産投資の会社の中には、ちゃんと自分たちで新築物件を開発して世の中に提供している会社もあります。
例えば、 REDS という不動産投資会社は、しっかりと投資物件を自分たちで開発して世の中に供給しています。
価格は高くなりますが、新築で、入居者や管理もきちんと整備された状態の物件を購入できるため、初心者の方は開発された新築物件を購入することをオススメします。
流通物件は、言い換えると他の投資家が「捨てた物件」ですので、流通物件ばかり取り扱っている会社と、自社開発まで手掛けている会社では、提供している物件の質は全く異なります。
少しリスクを感じるなと思われる人は、自社で物件を開発している不動産投資会社で物件を探した方が良いでしょう。
ランドネットファンディングの2つのデメリット・注意点
ランドネットファンディングの悪い口コミ・評判から分かるデメリット・注意点を2つ紹介します。
クラウドファンディングサービスとしての実績が少ない
ランドネットファンディングを運用している株式会社ランドネットは20年以上の歴史がありますが、クラウドファンディングサービスの提供を始めたのは2019年と最近です。
そのため、クラウドファンディングサービスとしての運用実績はあまり多くはありません。
会社としての信頼は厚いため、大きな損害が出ることは考えづらいですが、実績が少ないことはデメリットの1つです。
これからのクラウドファンディング募集に期待が寄せられています。
今まで募集された案件の運用期間が短め
ランドネットファンディングで今まで募集された案件は、どれも運用期間3ヶ月と短めです。
利回りが一定であるなら、運用期間が長いほど分配金を多く受け取れることになります。
しかし、運用期間が長いとその分不動産価値が下がる可能性のリスクを負うことにもなります。
一長一短ですが、運用期間が短いこともデメリットの1つです。
まとめ
ランドネットでは、利回りは低いですが不動産投資の初心者でもリスクの低い中古ワンルームマンションをメインで扱っており、これから不動産を始めたい、じっくりと資産を増やしたい人に向いている不動産会社と言えます。
セミナーの内容も初心者でもわかりやすい内容となっているので、一から不動産投資を勉強したいという方は一度申し込んでみてはいかがでしょうか。